専門店を掲げる以上徹底的に自社の研磨が正しく行われているかを確認する事はとても重要です。
弊社は今まで、沢山の学びにお金を何百万と投資して来ましたが、信用性の高い誰もが証明出来るエビデンスを持った
弊社が一番に求めたお客様に証明出来る確固たるエビデンスがある理論は残念ながらありませんでした。
求め続ける事により唯一証明出来る研磨エビデンスを持った検証に出会いました
求め続けた革新的で膨大なエビデンスに基づいた理論をプロ施工店とコーティング施工店選びの一つの基準に必ず必要になると
確信し一般ユーザー様への認知を上げる為の活動をしていく所存で御座いますので是非一読下さい。
1【同業者向け】ポリッシャー・バフ・コンパウンドの組合せを検証
WDJとJCAによる共同検証会を実施しました 1
車磨き研磨 ポリッシャー・バフ・コンパウンドの組合せを検証
今回の研磨検証会では、トヨタ プリウスの202ブラック(実車)に対し、
プロユーザーの多いルペスとケヰテックを使い、
様々なバフやコンパウンドを組み合わせながら、研磨後に残ったバフ目(研磨傷)を、繰り返し測色計で測定しました。
この検証会の目的は、ポリッシャーやバフのダメ出しをすることではなく、
各店舗それぞれ違うコーティング料金や作業時間を参考に、どの組合せで研磨すれば
目標とする仕上がりを短時間で効率良く仕上げることが出来るのか?!
有益な情報として活用頂き、少しでも一般ユーザー様のお役に立てれば嬉しいという想いでこの検証会を開催しています。
第一回目は国産車の比較的やわらかいとされる塗膜になりますので、今後は輸入車や新しい塗膜でも開催を予定しています。
研磨前の実車プリウス202ブラックの塗膜状態を測定まずは研磨する前の塗膜状態を測色計で測定した結果が以下の画像になります。
202ブラック 研磨前
研磨前:平均L*4.38 この数値を基準に数値が小さくなればなるほど、研磨の精度が高いことを証明できます。
今回の記事では実際に計測した数値を公開できる範囲でご紹介させて頂きます。
バフやコンパウンドの名称は、事前に公開許可を頂いたもののみ掲載しておりますが、
直接以下のフォームよりお問い合わせ頂きますと商品名までお伝えさせて戴きます。
※お電話は承っておりません
ルペス オービット12
はじめに、同じポリッシャー・バフ・コンパウンドを使ったとしても、検証結果より数値が上下する可能性はございます。
これは研磨理論を基に、コンパウンドの特性やポリッシャーの回転数・動かし方、バフにかける面圧などを調整する必要があるためです。
まずは、機材選びで右往左往する時間を削減し、お店にあった組合せをお試し頂ければ幸いです。
3工程研磨
研磨前:平均L*4.38
1工程目:ウールバフ
2工程目:ウールバフ
3工程目:ウレタンバフ
※研磨前の数値より小さいほど良い結果の数値となります。
研磨後:平均L*1.22
こちらの結果は、1工程目のフールバフとコンパウンドの組み合わせが悪く、正しく傷の置き換えが出来ていないようです。
2工程研磨
研磨前:平均L*4.38
1工程目:ウールバフ
2工程目:ウレタンバフ
研磨後:平均L*1.18
こちらの結果は、2工程にもかかわらず、3工程研磨より良い数値が出ています。
1工程研磨
研磨前:平均L*4.38
1工程目:ノースウルフ紫 :コンパウンド 贅沢コンパンド・ワンステップ
研磨後:平均L*1.28
こちらの結果は、研磨力もありながら残ったバフ目も比較的浅いと言えます。
ケヰテック MayⅡ ToyZ
はじめに、同じポリッシャー・バフ・コンパウンドを使ったとしても、検証結果より数値が上下する可能性はございます。
これは研磨理論を基に、コンパウンドの特性やポリッシャーの回転数・動かし方、バフにかける面圧などを調整する必要があるためです。
まずは、機材選びで右往左往する時間を削減し、お店にあった組合せをお試し頂ければ幸いです。
3工程
研磨前:平均L*4.38
1工程目:シルキーメイン :コンパウンド ブラック MayⅡ
2工程目:シフォン :コンパウンド ブラック ToyZ
3工程目:ディンプリング :ウェット ToyZ
※研磨前の数値より小さいほど良い結果の数値となります。
研磨後:平均L*0.92
シングルポリッシャーのMayⅡを使った事もあり、今回の検証結果で一番良い数値が出ていました。
2工程
研磨前:平均L*4.38
1工程目:シフォン :コンパウンド ブラック ToyZ
2工程目:ディンプリング :ウェット ToyZ
研磨後:平均L*1.08
1工程
研磨前:平均L*4.38
1工程目:シフォン :コンパウンド ブラック ToyZ
研磨後:平均L*1.22
こちらの結果は、研磨力もありながら残ったバフ目も比較的浅いと言えます。
最後に総評
3工程では塗膜の現状に800番の傷を付け、消した上で仕上げる、
1工程と2工程では塗膜の現状から仕上げることを条件に検証しました。
今回の検証で使用した202ブラックの実車は水シミや線傷も深くて多く、普段なかなか見ることができないほど良い状態とは言えませんでした。
しかし、こういう状態の塗膜だからこそ再認識できた事もありました。
それは、研磨作業というのは深い傷を浅い傷に置き換える行為であること、ゆえに最初の1工程目を間違えると(検証済)、ルペスであれケヰテックであれ少ない工程数で最上級の仕上がりは望めないという事です。
また、最終研磨まで行った塗膜に対し、最終仕上げのみの研磨検証を多く行いましたが、
ポリッシャー・バフ・コンパウンドの組み合わせ次第ではバフ目を増やし艶を損なう結果もありました。
まだまだ検証数は少ないですが、ルペス派の方へお勧めの組み合わせは
1工程研磨で安定した数値が出せる以下の組み合わせになります。
研磨前:平均L*4.38
1工程目:ノースウルフ紫 :コンパウンド 贅沢コンパンド・ワンステップ
研磨後:平均L*1.28
2工程目で仕上げるもよし、1工程研磨後ポリマー・WAXで埋めるのもありかと感じました。
ケヰテック派の方へお勧めの組み合わせは
1工程研磨で安定した数値が出せる以下の組み合わせになります。
研磨前:平均L*4.38
1工程目:シフォン :コンパウンド ブラック ToyZ
研磨後:平均L*1.22
我々しゃかりきは業界の発展にお役に立てる会社を目指しております。
またしゃかりき代表丹下が会長を務めさせて頂いている団体に、協賛頂ける業者(業社)様の加盟も募っておりますので是非閉鎖的な業界に明るい未来を共に切り拓きましょう!
『もし!』を実現するのが我々しゃかりきです。
車磨き研磨の検証 協力団体
WDJ ワールドディテイリングジャパン
JCA 社団法人日本コーティング協会